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宮脇勝准教授がコンペ審査員となった低炭素型のエコタウンの街開きイベントが5/13に開催(終了)

【教員・卒業生関連】 掲載日: 2012/05/09
宮脇勝准教授らが審査員で、横浜市、大学、横浜市内事業者、横浜住宅供給公社が共同し、低炭素型のエコタウン(戸建て住宅地の実証実験)を建設、5月13日(日)に街開きイベント(一般公開)が開催されます。

横浜モデルの環境配慮型住宅がいよいよ完成!
〜省エネ効果の実証実験など、みんなのエコプロジェクトも始動!〜

横浜市では、低炭素社会の実現に向けて、緑区十日市場町の市有地を活用し、環境に配慮した街並みと省エネ性能の高い戸建住宅11棟を整備し、これからの環境配慮型まちづくりを進めてきました。
このたび、産学官(市内事業者、大学、横浜市住宅供給公社、横浜市)で進めてきた、環境配慮型のまちづくりモデルとなる住宅地が5月末に完成します。

住宅地の特徴
・敷地形状や複雑な高低差など土地の現況を生かし、周辺地域の生態系に配慮した植樹にするなど、地域の景観と調和した街並みをつくりだしています。
・宅地間の塀を取り除くことで、専有庭からみんなの庭(共用庭)へ連続性をもたせながら、各住戸にみんなの庭につながる土間テラスなどを設置し、住戸内外をつなぐ中間領域を取り入れています。
・太陽光発電システムや太陽熱利用システム、HEMS、雨水貯水槽などにより再生可能エネルギーを活用して、エコロジカルな生活をサポートしています。
・自然エネルギーを最大限取り入れる設計の工夫などにより、夏は涼しく、冬は暖かい住空間の実現に加え、長期優良住宅の認定の取得やCASBEEのSランク及びライフサイクル二酸化炭素50%以上削減の評価を得ています。

みんなのエコプロジェクト
 市民の皆様や市内事業者の方々と行政が一緒になって、エコナ視点から、環境に配慮した住まいの普及やエコライフの促進に向けた多彩な取組を進めることで、未来につながる新しいまちづくりを実現するプロジェクトです。
・住宅地の完成を記念した「みんなのエコプロイベント」を開催します(5月13日(日))。
・居住者の協力により、住宅地の環境測定による省エネ効果の検証やエコライフの実践による実証実験を行います。
・実証実験の効果等を報告するセミナーを秋頃に開催する予定です。

記者会見記事はこちらから。
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